平成20年度(2008) 試験 問18 | 中小企業診断士 経済学・経済政策
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。消費と余暇に関する、ある労働者の当初の予算制約式が次のように与えられているとする。
C=w×(24−L)
ここで、Cは消費、wは時間当たりの賃金、Lは余暇時間とする。労働者は,余暇時間以外の時間に働くとする。下図のように、人々は消費と余暇に関する無差別曲線と予算制約式により、最適な労働時間と消費水準を決定する。ここで、この労働者の初期の最適点はE点で与えられている。
(設問1)
賃金が低下し、予算制約式が変化して、下図のように点線で与えられたものとする。このとき、新たな最適点はE′点となった。余暇の時間に対する所得効果と代替効果に関して、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
選択肢 ア
所得効果の影響より、代替効果の影響の方が大きい。
選択肢 イ
代替効果の影響より、所得効果の影響の方が大きい。
選択肢 ウ
所得効果の影響と代替効果の影響は同じである。
選択肢 エ
所得効果と代替効果、双方とも存在しない。
[出典:中小企業診断士 経済学・経済政策 平成20年度(2008) 試験 問18]
(設問 2)
もともとの最適点がE点で与えられている。政府の福祉政策により、所得水準がある一定水準以下の労働者に対して給付金が出ることになった。この場合、労働者が新たに選択する消費と余暇の時間の組み合わせに関して、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
選択肢 ア
消費は上がって、労働時間を増やす。
選択肢 イ
消費は上がって、労働時間を減らす。
選択肢 ウ
消費は同じで、労働時間も変わらない。
選択肢 エ
消費は下がって、労働時間を増やす。
選択肢 オ
消費は下がって、労働時間を減らす。
[出典:中小企業診断士 経済学・経済政策 平成20年度(2008) 試験 問18]
解答
設問1
正解
ア
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設問2
正解
オ
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