平成19年度(2007) 試験 問1 | 中小企業診断士 経済学・経済政策
下図は、日本の実質GDP成長率とGDPデフレータの長期統計を表したものである。この図の説明として最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
1950年代後半以降、日本経済は高度成長期に入るが、1960年代後半は「神武景気」と呼ばれる長期の景気拡大が見られた。
選択肢 イ
1970年代前半、第1次石油ショックの影響を受けて、物価の上昇と景気後退の併存現象が見られ、日本経済は「スタグフレーション」に見舞われた。
選択肢 ウ
1980年代には、ブレトンウッズ体制崩壊の影響を受けて為替レート制の変更が生じ、日本経済は低成長時代に入った。
選択肢 エ
2000年代に入ると、日本経済がデフレ傾向にあることが読み取れ、名目GDP成長率が実質GDP成長率を上回る現象が見られた。
[出典:中小企業診断士 経済学・経済政策 平成19年度(2007) 試験 問1]