平成24年度(2012) 試験 問42 | 中小企業診断士 運営管理
近年、情報通信技術の発達や利用者ニーズの多様化などにより、資金決済システムを巡る環境は大きく変化してきている。そのような変化に対応するために、資金決済に関する法律(資金決済法)が制定され、平成22年4月1日より施行されている。この法律に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
選択肢 ア
銀行等以外の一般事業者が、為替取引(顧客から依頼を受けて資金を移動するサービス)を営む資金移動業を創設した。
選択肢 イ
商品券やICプリペイドカードなどの前払式支払手段に加えて、新たに、サーバ型前払式支払手段を規制の対象とした。
選択肢 ウ
前払式支払手段の払い戻し(換金、おつりなど)を原則として禁止することとした。
選択肢 エ
有効期限が1年以内である前払式支払手段については、規制の対象外とした。
選択肢 オ
利用者保護の仕組みとして、前払式支払手段の発行者は、未使用残高の2分の1以上に相当する額の発行保証金を供託することが義務づけられた。
[出典:中小企業診断士 運営管理 平成24年度(2012) 試験 問42]