平成20年度(2008) 試験 問25 | 中小企業診断士 運営管理
サプライチェーンマネジメントにおいて、ブルウィップ効果の抑制は重要である。サプライチェーンにおけるブルウィップ効果について、最も不適切なものはどれか。
選択肢 ア
VMI(VendorManagedInventory)の導入は、購入者側の在庫リスクの削減には効果があるが、ブルウィップ効果の抑制には直接的に効果がない。
選択肢 イ
卸売業が、小売業のPOSデータを自らの在庫管理に活用すると、ブルウィップ効果はある程度抑制できる。
選択肢 ウ
卸売業が、複数の小売店舗からの受注を曜日指定などのスケジュール発注によって平準化すると、ブルウィップ効果の発生をある程度抑制できる。
選択肢 エ
サプライチェーンの各段階で予測に基づき在庫に関する意思決定をすると、ブルウィップ効果が発生する。
選択肢 オ
サプライチェーンの各段階の調達リードタイムがゼロの場合、原理的にはブルウィップ効果は発生しない。
[出典:中小企業診断士 運営管理 平成20年度(2008) 試験 問25]