平成18年度(2006) 試験 問5 | 中小企業診断士 財務・会計
金融資産の一部の消滅を認識する際には、当該金融資産全体の時価に対する消滅部分の時価と残存部分の時価の比率により、当該金融資産の帳簿価額を消滅部分と残存部分とに按分しなければならない。
L社は、保有していた金融資産(簿価 2,000千円)の5分の4を、現金 1,650千円で他社に売却した。
この金融資産の消滅部分と残存部分の時価は次のとおりである(単位:千円)。
売却された部分に係る受益権 | 1,650 |
売却されなかった部分に係る受益権 | 550 |
なお、金融資産の売却にともない新たな金融資産または金融負債は発生しないものとする。
このとき、上記の金融資産の売却損益の金額として最も適切なものはどれか(単位:千円)。
選択肢 ア
売却益150
選択肢 イ
売却益200
選択肢 ウ
売却益300
選択肢 エ
売却損150
[出典:中小企業診断士 財務・会計 平成18年度(2006) 試験 問5]