平成30年度(2018) 試験 問22 | 中小企業診断士 財務・会計
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。経済命数がいずれも2 年で初期投資額Iが同一である2 つの投資案AとBがある。各投資案の各期のキャッシュフローR1、R2 が以下のように予測されている。いずれも資本コストは5 %であり、そのときの内部収益率rと正味現在価値NPVが以下のように計算されている。
(設問1)
投資案Aと投資案Bのどちらを採択するかについて、内部収益率法と正味現在価値法では結論が異なっている。その理由として、最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
会計的投資利益率の相違
選択肢 イ
回収期間法における回収期間の相違
選択肢 ウ
再投資における収益率の相違
選択肢 エ
割引キャッシュフロー法であるかないかの相違
[出典:中小企業診断士 財務・会計 平成30年度(2018) 試験 問22]
(設問 2)
投資案Aと投資案Bのいずれを採択すべきか。①結論と②その根拠を示す計算方法の組み合わせとして、最も適切なものを選べ。
選択肢 ア
①:投資案A②: 差額投資案A-Bを計算し、その内部収益率または正味現在価値を計算する。
選択肢 イ
①:投資案A②: 差額投資案A-Bを計算し、その内部収益率を資本コストとして正味現在価値を計算する。
選択肢 ウ
①:投資案B②: 差額投資案A-Bを計算し、その内部収益率または正味現在価値を計算する。
選択肢 エ
①:投資案B②: 差額投資案A-Bを計算し、その内部収益率を資本コストとして正味現在価値を計算する。
[出典:中小企業診断士 財務・会計 平成30年度(2018) 試験 問22]