平成30年度(2018) 試験 問6 | 中小企業診断士 経営法務
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、ベンチャー企業であるX株式会社の普通株主であり、かつ、代表取締役である、甲氏との間で行われたものである。会話の中の空欄に入る記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
甲 氏:「今、あるベンチャーキャピタルが当社に対して優先株式による出資をしてくれるという話がありまして、その交渉をしています。ベンチャーキャピタル側からいろいろと条件を提示されているのですが、耳慣れない用語が多くて困っています。この条件は私にとって有利なのでしょうか。」
あなた:「[ ]。これは、甲さんにとって有利です。」
甲 氏:「なるほど。具体的にどういうことですか。」
あなた:「概要なら私から説明できますが、契約交渉は投資契約の実務に詳しい弁護士のアドバイスを受けた方がよいと思います。ちょうど知っている方がいますから、紹介しますよ。」
甲 氏:「ぜひお願いします。」
選択肢 ア
株主間契約において、みなし清算条項を定めるという条件ですね
選択肢 イ
投資契約において、優先株主にドラッグ・アロング・ライトを認めるという条件ですね
選択肢 ウ
優先株式の配当方式を参加型にするという条件ですね
選択肢 エ
優先株式の配当方式を非累積型にするという条件ですね
[出典:中小企業診断士 経営法務 平成30年度(2018) 試験 問6]