平成19年度(2007) 試験 問23 | 中小企業診断士 経営情報システム
二大新聞(A新聞とB新聞)の地域による普及度の違いを調べるために、関東の220世帯と関西の180世帯で読者数を調べたところ、それぞれ次の表のようになった。
この表から地域・新聞ごとの普及度における違いの5%水準での統計的な有意性を調べたい。
この表のχ2乗値は7.53である。χ2乗表によると、5%水準でのχ2乗値は自由度1では3.84、自由度2では5.99、自由度4では9.49である。
最も適切なものを下記の解答群から選べ。
関東 | 関西 | 合計 | |
A新聞 | 140 | 90 | 230 |
B新聞 | 80 | 90 | 170 |
合計 | 220 | 180 | 400 |
選択肢 ア
7.53は9.49より小さく、統計的に有意な差はない。
選択肢 イ
関東と関西で標本数が異なるので、統計的に有意な差を確認できない。
選択肢 ウ
要因の自由度は1である。
選択肢 エ
要因の自由度は2であり、統計的に有意な差がある。
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成19年度(2007) 試験 問23]