平成20年度(2008) 試験 問4 | 中小企業診断士 企業経営理論
企業の成長をめぐる戦略に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
自社が優位を占める成長分野への他社の参入を防ぐために、積極的に生産の増強を図ったり、広告宣伝などのマーケティング活動を展開して、市場支配力を強める戦略を追求する。
選択肢 イ
社内の研究開発能力が不十分な場合、外部から技術導入を図ったり、重要な技術部品を社外から調達せざるをえないので、低価格戦略しかとりえなくなる。
選択肢 ウ
多角化は成長には有効であるが、総花的な戦略を強めて、企業の競争優位を喪失させるので、収益を悪化させることになる。
選択肢 エ
リストラクチャリングは自社の強みを喪失させるので、既存事業分野の価格競争や技術開発競争が激化しているときには回避しなければならない。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成20年度(2008) 試験 問4]