平成19年度(2007) 試験 問11 | 中小企業診断士 経済学・経済政策
所得格差を示す数値であるジニ係数は、その値が低いほど平等であると考えられる。日本のジニ係数に関して、最も不適切なものはどれか。
選択肢 ア
1世帯当たりの世帯人員を勘案した年間可処分所得(等価可処分所得)のジニ係数をみると、先進国の中で日本は国際的に中位に位置する。
選択肢 イ
高齢者層ほど、総世帯の年間可処分所得(等価可処分所得)のジニ係数が高い。
選択肢 ウ
租税や社会保険料の支払、年金給付等の移転所得の受取後の年間収入に関するジニ係数は、その再分配前の年間収入に関するジニ係数よりも大きい。
選択肢 エ
年間収入に関する日本のジニ係数は増加傾向にある。
[出典:中小企業診断士 経済学・経済政策 平成19年度(2007) 試験 問11]