平成23年度(2011) 特別期 問15 | 情報処理技術者試験 データベーススペシャリスト
データベースのトランザクションT2の振る舞いのうち,ダーティリード(dirty read)に関する記述はどれか。
選択肢 ア
トランザクションT1が行を検索し,トランザクションT2がその行を更新する。その後T1は先に読んだ行を更新する。その後にT2が同じ行を読んでも,先のT2による更新が反映されない値を得ることになる。
選択肢 イ
トランザクションT1が行を更新し,トランザクションT2がその行を検索する。その後T1がロールバックされると,T2はその行に存在しない値を読んだことになる。
選択肢 ウ
トランザクションT2がある条件を満たす行を検索しているときに,トランザクションT1がT2の検索条件を満たす行を挿入する。その後T2が同じ条件でもう一度検索を実行すると,前回は存在しなかった行を読むことになる。
選択肢 エ
トランザクションT2が行を検索し,トランザクションT1がその行を更新する。その後T2が同じ行を検索した場合,同じ行を読んだにもかかわらず,異なる値を得ることになる。
[出典:情報処理技術者試験 データベーススペシャリスト 平成23年度(2011) 特別期 問15]
解答
正解
イ
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