基本情報技術者 情報処理技術者試験のテスト対策・過去問一覧

受験者数と合格率推移

受験者数と合格者数

合格率

基本情報技術者 情報処理技術者試験 試験概要

1.対象者像
高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者

2.役割と業務
基本戦略立案又はITソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し、上位者の指導の下に、次のいずれかの役割を果たす。

 (1) 需要者(企業経営、社会システム)が直面する課題に対して、情報技術を活用した戦略立案に参加する。
 (2) システムの設計・開発を行い、又は汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって、信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また、その安定的な運用サービスの実現に貢献する。

3.期待する技術水準
1 情報技術を活用した戦略立案に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
 ① 対象とする業種・業務に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる。
 ② 上位者の指導の下に、情報戦略に関する予測・分析・評価ができる。
 ③ 上位者の指導の下に、提案活動に参加できる。

2 システムの設計・開発・運用に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
 ① 情報技術全般に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる。
 ② 上位者の指導の下に、システムの設計・開発・運用ができる。
 ③ 上位者の指導の下に、ソフトウェアを設計できる。
 ④ 上位者の方針を理解し、自らソフトウェアを開発できる。

受験資格

特に無し

出題形式

午前:多肢選択式(四肢択一)

午後:多肢選択式(四肢択一)

試験時間

午前:150分

午後:150分

合格基準

60%

受験料

5,700円(消費税込み)

試験日程

本年度の試験は終了し、次回が未定 もしくは、未登録です。
実施日一覧(過去開催含む)

出題範囲

【午後】
1 コンピュータシステムに関すること
(1)ハードウェア
 数値・文字・画像・音声の表現,処理装置,記憶装置と媒体,入出力装置,命令実行方式,アドレス方式,システム構成 など
(2)ソフトウェア
  OS,ミドルウェア,アプリケーションソフトウェア,言語処理ツール など
(3)データベース
データベースの種類と特徴,データモデル,正規化,DBMS,データベース言語(SQL)
など
(4)ネットワーク
  ネットワーク構成,インターネット,イントラネット,プロトコル,データ通信,伝送制御 など
2 情報セキュリティに関すること
  情報セキュリティポリシ,情報セキュリティマネジメント,データベースセキュリティ,ネットワークセキュリティ,アプリケーションセキュリティ,物理的セキュリティ,アクセス管理,暗号,認証,不正アクセス対策,マルウェア対策(コンピュータウイルス,ボット,スパイウェアほか),個人情報保護 など
3 データ構造及びアルゴリズムに関すること
  配列,リスト構造,木構造,グラフ,整列,探索,数値計算,文字列処理,図形処理,ファイル処理,計算量,誤差 など
4 ソフトウェア設計に関すること
  ソフトウェア要件定義,ソフトウェア方式設計,ソフトウェア詳細設計,構造化設計,モジュール設計,オブジェクト指向設計,Web アプリケーション設計,テスト計画,ヒューマンインタフェース など
5 ソフトウェア開発に関すること
  プログラミング(C,COBOL,Java,アセンブラ言語,表計算ソフト),テスト,デバッグなど
6 マネジメントに関すること
(1)プロジェクトマネジメント
  プロジェクト計画,見積手法,品質管理,スケジュール管理,コスト管理,要員管理,リスク管理 など
(2)サービスマネジメント
  サービスマネジメントプロセス(サービスレベル管理,サービス継続及び可用性管理,キャパシティ管理,インシデント及びサービス要求管理,問題管理,変更管理ほか),サービスの運用(システム運用管理,運用オペレーション,サービスデスク) など
7 ストラテジに関すること
(1)システム戦略
  情報システム戦略(全体システム化計画,業務モデルほか),業務プロセスの改善(BPRほか),ソリューションビジネス など
(2)経営戦略・企業と法務
  経営戦略手法(アウトソーシング,競争優位,SWOT 分析ほか),マーケティング(マーケティング理論,マーケティング手法ほか),企業活動,会計・財務,法務,標準化関連など