平成27年度(2015) 春期 問64 | 情報処理技術者試験 ITパスポート

前の問題次の問題

システムや機器の信頼性に関する記述のうち,適切なものはどれか。

選択肢 ア

機器などに故障が発生した際に,被害を最小限にとどめるように,システムを安全な状態に制御することをフールプルーフという。

選択肢 イ

高品質・高信頼性の部品や素子を使用することで,機器などの故障が発生する確率を下げていくことをフェールセーフという。

選択肢 ウ

故障などでシステムに障害が発生した際に,システムの処理を続行できるようにすることをフォールトトレランスという。

選択肢 エ

人間がシステムの操作を誤らないように,又は,誤っても故障や障害が発生しないように設計段階で対策しておくことをフェールソフトという。

[出典:情報処理技術者試験 ITパスポート 平成27年度(2015) 春期 問64]

解答

正解
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解説
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フールプルーフ・・・機器の設計などについての考え方の一つで、利用者が操作や取り扱い方を誤っても危険が生じない、あるいは、そもそも誤った操作や危険な使い方ができないような構造や仕掛けを設計段階で組み込むこと。 また、そのような仕組みや構造。(http://e-words.jp/w/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%95.html

フェイルセーフ・・・なんらかの装置・システムにおいて、誤操作・誤動作による障害が発生した場合、常に安全に制御すること。 またはそうなるような設計手法で信頼性設計のひとつ。

フォールトトレランス・・・システムに障害が発生した場合にも正常に機能し続けることである。 (https://www.weblio.jp/content/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9

フェールソフト・・・故障箇所を切り離すなど被害を最小限に抑え、機能低下を許しても、システムを完全には停止させずに機能を維持した状態で処理を続行(縮退運転)する設計のこと。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88
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